マウスピース型矯正 | 文京区で矯正歯科を行うチェレステ矯正歯科茗荷谷

マウスピース型矯正

チェレステ矯正歯科茗荷谷(文京区) マウスピース型矯正

マウスピース型矯正(アライナー矯正・インビザライン®)

【ポイント2】IPR量を最小限に
当院では透明で目立ちにくく着脱可能なマウスピースをはめる変えることで理想の歯並びに歯列矯正をしていくマウスピース型矯正(インビザライン)を導入しております。インビザラインは全世界で1000万人以上(2023年2月現在)の方が治療を経験しています。臨床データが蓄積されることで、以前では難しかった歯の動かし方などの改善が日々行われており、マウスピース自体の樹脂素材も改善されています。

インビザラインのメリット


  • 1.透明で目立たないので、治療をしていることを周囲の人に気づかれない
  • 2.取り外しが可能なため、歯磨きがしやすく衛生的に優れる
  • 3.ワイヤー矯正に比べ、痛みや違和感が少ない
  • 4.通院回数が比較的に少ない・調整できる
  • 5.ワイヤー矯正に心理的に抵抗がある方に向いている
  • 6.金属アレルギーでブラケット矯正が難しい方に向いている

3つのデジタルツール活用が成功へのエッセンス!

インビザライン治療においては治療のゴールに向けて予測実現性を大切にしております。この治療の精度を高めていくために必要な3つのツールを当院では使用しております。

1.口腔内スキャナー「Itero」

1.口腔内スキャナー「Itero」

患者様のお口の中をスキャンし、現在の歯並びをモニター上に再現いたします。簡易的なシミュレーションとなりますが、治療後の歯並びをお見せすることも可能です。

2.歯科用CBCT

2.歯科用CBCT

顎の骨の厚み、歯の根っこの長さや形、隣り合う歯の位置関係などを把握することで、安全かつ効率的な治療計画の立案に役立てております。

シミュレーションソフト

3.クリンチェックシミュレーションソフト

インビザライン治療においてはクリンチェックと呼ばれるシミュレーションソフトを使用いたします。どの歯をどの位置へ、どの順序で動かしていくのか? 上顎の歯と、下顎の歯がきちんと歯列弓全体で均衡にかみ合うように治療計画を立案してまいります。

クリニックからのお願い

インビザライン治療では1枚当たりで0.25ミリずつ歯を移動させてまいります。ブラケット装置とは違い、患者様ご自身でマウスピースをはめかえて治療を進行していく性質上、 マウスピースの交換日に必ず新しいものに代えていただく、しっかりと歯列にフィッティングさせるために、チューイーや顎間ゴムなどの補助装置をご使用いただくこと、 1日の装着時間を守っていただくことなどが治療成功へのカギとなってまいりますので、ぜひ、ご協力をお願いいたします。



【ご注意】
当院でも設備導入しております口腔内スキャナー「iTero」は歯列矯正専門のクリニック以外にも普及しておりますが、このiTeroを使用した簡易的な歯並びシミュレーションは矯正医が行う「検査」には該当いたしません。 混同されないようにご留意ください。

インビザラインはどのクリニックで受診しても同じではありません!

当院のこだわり


【はじめに】
私たちは、長年ワイヤー矯正で治療し、それで培ってきた経験とノウハウがあります。それを活かし、どのような困難な症例でも、ワイヤー矯正と全く同じの仕上がり、全く同じのクオリティを目指しています。

【ワイヤー矯正と比較】
まずワイヤー矯正と比べてみましょう。ワイヤー矯正は見た目こそ見劣るが、実はかなり成熟した技術で、歯を移動できる範囲が広いうえ、歯根をコントロールする力も高く、効率・コストパフォーマンス・完成度においてすべて高いです。それゆえ大学病院矯正科は今でもワイヤー矯正をメインで治療しています。マウスピース型矯正は仕組み上、歯根をコントロールする力が弱く、歯を移動できる範囲も狭くなりがちです。小臼歯抜歯症例歯の移動距離が長い症例だと、どうしても治療途中歯が倒れてかみ合わ せが崩れてしまいます。それをカバーできるのはやはり矯正医の経験で、まず注意深く実際の歯の移動 とクリンチェックシミュレーションを見比べ、適度に補助装置をつけたり追加のアライナーシリーズを注文したりして最終の位置にたどり着けます。

【シミュレーションソフト「クリンチェック」】
マウスピース型矯正の仕組みは、パソコンソフトを用いて、「初診時のでこぼこの状態」から「綺麗に並んだ最終位置」までの、一連のマウスピースシリーズをシミュレーションして製作するものです。このシミュ レーションはいわば治療の設計図で、終了までの道筋をデザインします。インビザライン社開発の「クリンチェック」シミュレーションソフトは高度に発展しており、歯型さえ取れれば、担当医は特に何もしなくても、同社エンジニアや人工知能が自動的にクリンチェックソフトで治療計画を作ってくれます。ただ、エンジニアが矯正の専門家ではなく、デフォルトのクリンチェックは現実性が乏しいものが多いです。そのまま何も手を加えず治療に使用すると色々なトラブルが起きます。治療をうまく実現させるのに、矯正医が専門知識,を駆使しクリンチェックを手動修正することが必要不可欠であり、複雑な症例だと後述の顎間ゴ ムやアンカースクリューを別途使用しないといけません。例えるなら、いくら自動運転機能つきの車とはいっても、やはりちゃんとした運転技術を持ち合わせた人間が責任もって運転をしなければ、安全な運転は行えないことは想像に難しくないことでしょう。

【診断の重要性】
そもそも治療を実行する前に、まともな矯正医ならしっかり診断を行います。診断というのは、精密検査した上、咬合のみではなく顔面や顎骨の形態など全般的に判断した上で、抜歯の是非ならびに治療後の歯列最終位置を決めます。いわば治療の目標を定めることです。それが決まると今度は最初の位置から最終位置まで行くどのような段取りや手段で行く方法をイメージできます。診断はすべて矯正医が知識や経験を総動員して決断するもので、現時点ではクリンチェックシステムやいかなる人工知能でも代用できません。なぜならクリンチェックは歯列の排列のみを計算してシミュレーションするが、横顔・上下顎骨の位置関係・歯槽骨厚みなどの情報はほぼ考慮されることなく作られています。

【まとめ】
マウスピース型矯正は治療開始前に診断(目標の設定)、実行に移す際にクリンチェックのデザイン(道筋の設計)が何よりも肝心です。矯正経験の乏しい術者が診断をソフトに丸投げし、そしてデフォルトのクリンチェックを鵜吞みしてその通り治療してしまったのは失敗の最大原因です。もちろんインビザライン社が年々クリンチェックシステムのアップデートをしており、昔と比べて飛躍的に質が向上し、簡単な症例であればソフトだけでもそこそこ治ります。それでも治療開始前に簡単と困難な症例を見分ける力が必要で、結局術者の矯正経験がものを言います。

【ポイント1】レントゲンの情報をフル活用

【ポイント1】レントゲンの情報をシミュレーションにフル活
                用

インビザラインで使用するクリンチェックシミュレーションソフトウェアでは、顎骨の厚み、顎骨と頭蓋の位置関係、歯根の形状や位置の情報といったものが抜けております。これら不足する情報を歯科用CT(3Dの顎骨情報)やセファログラム(横顔、口元と頭部の位置関係情報)などのレントゲンから取得し、勘案することで予測実現性の高いシミュレーションの立案をしていかなければなりません。セファログラムで出っ歯など具合を数値化し、前歯の位置と口元の変化量を精密に決定します。また、CTの情報を無視したシミュレーションは最悪歯根を顎骨の外まで移動し、重度な歯根吸収を引き起こします。当院では審美性の高く、安全で再現性の高い治療をご提案してまいり ます。(2023年8月よりコンプリヘンシブパッケージのみ、歯科用CTの情報を組み込むことができるようになりました。)

【ポイント2】IPR量を最小限に

【ポイント2】IPR量を最小限に

矯正治療の本質はスペース(隙間)のやりとりです。でこぼこの症例を含む大概の場合はスペース不足で、スペースを作る必要があります。その手段はいくつありますが、大きく分けて歯を移動させて作る方法(歯列弓の拡大や側方歯の遠心移動など)と歯を削って小さくする方法です。後者はいわゆるIPRという手法で、歯の隣接面をただ削るだけで、ドクターにとっては前者よりはるかに手っ取り早い方法です。この手法は一見歯にダメージを与えると思われるが、実はある程度の削合(一隣接面約0.25mm)は教科書にも記載してある正統なやり方で す。しかしながら、前述のようにマウスピース型矯正は歯に対する移動効率がワイヤー矯正より低いことから、ドクターによってはほかの歯を移動してスペースを作る方法ではなく、安易なIPRばかりすることを選択してしまうことが多いです。そうすると歯を削る量がとんでもなく大きくなり、歯の顕著な変形や知覚過敏などの弊害が出てしまいます。我々のこだわりはワイヤー矯正と全く同じ仕上がりであることから、まず歯を移動してしっかりスペースを作ってから、IPRを実行します。それで歯を削る量を最小限にします。

【ポイント3】通院時は丁寧に調整を

【ポイント3】通院時は丁寧に調整を

マウスピース型治療の利点の一つとしてよく挙げられるのは通院回数が少ないことです。世間では一度歯型を取ったらその後全く通院する必要がないと謳うシステムさえも存在してます。これは、マウスピース型矯正の仕組みとして、初診時の「でこぼこの状態」から「綺麗に並んだ最終位置」までの一連のマウスピースシリーズを、最初からシミュレーションして製作するものですから、それらすべてを患者様に渡してはめていただければ、理論上は通院不要ということになります。しかしながら、最初のシミュレーションはほぼほぼ確実に途中で実際の歯の移動とズレてきます(マウスピースと歯列が合わなくなってきます)。そうなると仕上がりが悪くなったり、治療期間が長くなったり、最悪合わないマウスピースが歯に変な力がかかり歯根吸収や歯髄壊死などを引き起こします。このズレは患者自身が気づけることが難しく、気づいたとしても手を打つことができません。そのためやはり定期的に通院し、ドクターが細心の注意を払ってモニタリングし、ズレに対してなんらかの手段を講じて軌道修正しなければなりません。基本的に小さなズレには補助装置の装着、大きなズレが生じると再度歯型を採取し追加アライナーシリーズを製作します。当院ではワイヤー矯正同様、月一回の通院を推奨しています。毎回ご来院の際は丁寧にシミュレーションと見比べて、ズ レが生じる際すぐ対応し、治療期間を最小限にします。また、クリーニングやむし歯の検査も時間がゆるす限り毎回致します。もちろん、マウスピース矯正の性質を活かして通院数を抑えること も間違いではないので、患者様のご都合に合わせてできるだけ調整することが可能です。

【ポイント4】丁寧にアタッチメントの設置

【ポイント4】丁寧にアタッチメントの設置

インビザラインではアタッチメントと呼ばれる樹脂を歯の表面に付着させ、マウスピースと歯列とのフィッテングを維持し、歯を移動させて いきます。このアタッチメントには移動目的に合わせて様々な形状を選択するのですが、この形状の選択と歯の表面での精緻な形状再現にドクターがこだわって処置をしております。

【ポイント5】顎間ゴムで補助

【ポイント5】顎間ゴムで補助

マウスピースが矯正治療では途中、顎間ゴムとよばれるゴムを一部の歯にかけていただくこともございます。しっかりとした咬合を作っていく上で 必要な処置となりますので、ゴムかけ自体はぜひ、患者様にご協力いただくとともに、当院スタッフからもお声がけなど丁寧にさせていただきます。

【ポイント6】アンカースクリューで最良な仕上がりを

【ポイント6】アンカースクリューを使用し最良な仕上がりを

歯を引っ張るためには固定源(支え)が必要です。歯同士を引張り合い、お互いに固定源をなし、当然両方動きます。ただ、治療計画上、片方の歯が動いてしまうと都合が悪い場合(仕上がりが甘くなる)は、引張り合いではなく、アンカースクリューという小さなネジを歯槽 骨を植入し、動かないネジから引っ張ることが必要です。ワイヤー矯正でもよく使う手法ですが、ワイヤー矯正だと咬合力を固定源として使える時が多いです。マウスピースは構造上一層咬合面を覆い上下の歯接触しないため、咬合力を利用できず、アンカースクリューを使用することがより多くなっています。当院はそういった状況ではアンカースクリューをしっかり 使用して完璧な仕上がりを目指しています。

ワイヤー矯正を併用したコンビネーションアプローチ

マウスピース型矯正装置単独で治療を進めた結果、途中で計画通り歯が動いてくれないためにリカバリーとしてワイヤー矯正に切り替えるのではなく、初期段階からワイヤー矯正により歯の動きをコントロールしながら、マウスピース矯正へと切り替えていく方法もご提案しております。特に抜歯症例などでは、治療計画通りとなる予測実現性も高く、リカバリーのような寄り道が少ない分だけ治療期間の短縮化も図れることから、患者様のモチベーションを損ねずに治療を進められるなどのメリットがあります。







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